【長崎古版画】蘭船入港の図 8色摺り 単品(H_007) 人気

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【長崎古版画】蘭船入港の図 8色摺り 単品(H_007) 長崎版画は広重の「東海道五十三次」のように、風景と人物と季節感を調和させた民俗芸術の粋でもなく、春信や歌麿のように時代によって移り変わる婦女習俗をもとにした耽美的なフェミニズムを発揮するものでもありません。 ここでは、西ヨーロッパと中国の広大無辺な文化の流入を受け入れる、だだ一つせまい窓口でとらえられた種々相を、あるがままに和国の同胞たちに知らせようとする、いわば冷静な現地ルポルタージュともいうべき写実に立ち位置を置く、エキゾティックな風景と習俗の絵がつねに主流を占めています。 この「蘭船入港の図」というテーマも、二百年このかた幾十人かの長崎在住の、あるいは長崎来訪の画家たちが手がけたてーまでありますが、この図は長崎港外伊王島沖の”ウッポガシ”と呼ぶ天空開濶にして遠く西方異域の沖に通ずる海域を経て、長崎に入ろうとする蘭船の威容をよくとらえているようです。 「載貸して、年年、日東に朝す。船は軽し四十八帆の風」 沸烟ほどばしり大砲の響を起す。 紅白の旗、一瞬の中に飜る。 女神の沖にかかって礼砲を打つ蘭船の構造も、精微な写実にデッサンの確かさをほこり、その水平線の設定、プロスペクティブ(遠近法)の構成にも、右肩のオランダ文字にも、十八世紀のオランダ写実派の絵の影響がうかがわれるようです。磯野文斎筆でオランダ文字も手馴れたもの。「大清貸船の図」と一双をなす半幅です。大和屋版。 長崎古版画は百数十年間大切に保存されてきた版木(現在は長崎市立博物館所蔵)から、長崎最後の摺師武田紫鼓師の手により摺られた完全復刻版です。版木の傷みを考慮して当時200組が摺られています。版木の状態と摺師の存在を考えれば、今後摺られることはないでしょう。■長崎市立博物館所蔵の長崎版画を版木に依り完全復刻■摺 師:武田紫鼓師(長崎最後の摺師)■制作日:昭和三九年九月十日着手、十二月十二日完成 ■制作数:限定二百組のセットバラシ単品■台紙サイズ:横50×縦36㎝■摺紙サイズ:横46×縦19.5㎝■摺数:8版・8色摺り■状態:摺り・保存は良好ですが、年代物につき汚れヤケ等は写真にてご確認ください。#NEZU版画・絵画#NEZU長崎古版画

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